資本金とは、会社が最初にビジネスに使うために用意したお金(開業資金)のことです。
昔は、資本金が1,000万円以上ないと株式会社を設立することができなったかのですが、
いまは資本金1円からでも設立することが可能です。
※ただし、設立費用が別途かかるため、1円だけで会社が作れるわけではないので、
そこは注意が必要です。
たとえば、100万円を用意して、
これを元手にビジネスを始めるというのであれば、
その会社の資本金は100万円ということになります。
会社は資本金を支払ってもらったかわりに、
お金を払ってくれた人に対して株式を発行します。
つまり、資本金を払った人がその会社の株主になるというわけです。
このことから、準備する資本金は誰のお金であってもかまわないのです。
ただし、他人が株主となった場合、会社運営が多少面倒なことになります。
場合によってはトラブルの元になることもあります。
このことから資本金はできるだけ独立開業する人が準備するのが好ましいでしょう。
会社を設立するためには、その資本金の額をいくらにするのかを決める必要があります。
(最終更新日:2022.12.09)