家族の理解を得ておく

 

養うべき家族がいる場合も、いない場合であっても、

家族、両親、兄弟姉妹を味方につけておいて損はありません。

なにも、役員、社員になって、一緒に働いてもらってくださいといっているわけではありません。

金融機関で資金を借りる場合、

社長ひとりだけの連帯保証人では担当者はなかなか首を縦に振りません。

仮に借りることができたとしても、

社長以外の連帯保証人がある場合よりも高い金利を要求されます。

お金を借りる必要がない場合でも、事務所などを借りるときにおいても、

だいたい保証人を要求してきます。

 

テレビなどで、ひとりで会社を興して年商何十億の企業にした。

などというすごい社長などが登場したりしますが、

その方は本当にたった一人だけ、誰の協力もとりつけることなく

ビジネスを成功に導いたのでしょうか。

なかにはそんな奇跡的な人がいるかもしれませんが、並大抵の苦労ではないでしょう。

 

これから売上をあげていくだけでも並大抵の努力が必要になるというのに、

ちょっとした家族の協力さえ、あれば簡単に乗り越えることができることに、

社長であるあなたは時間をかけていてはいけません。

それに、家族(とくに妻または夫、子供)の理解を得ずに、

何の相談もなく自分の好き勝手に事業を興してしまったら、

のちのち家庭内不和になることは必至です。

家族が協力的であれば、もしかしたら家族、親族、親戚の人脈が使えるかもしれないのです。

起業したら、使える人脈は親でも使う覚悟がなければ、成功には至らないと思います。

(ただし別に無理して親を使わなければならないというわけではありません、一応念のため。)

 

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