建設業の方が簿記の本などで経理のことを学ぼうとして、
ちょっと戸惑ってしまう点の一つとして、
建設業で利用する勘定科目がすこし異なるところです。
建設業の会計では、
一部の勘定科目について他の業種とは異なった勘定科目を使います。
たとえば、売上高を完成工事高という科目に、
売上原価を完成工事原価という科目になっています。
慣れてしまえばなんということもありません。
ほとんど呼び名が変わっているだけで本質的なところは同じものです。
主な勘定科目の違い
おおよそは、上記の通りになりますが、
会社が建設業だからといってすべての売上が
なんでもかんでも「完成工事高」になるわけではなく、
建設工事による売上を「完成工事高」と表示しているのです。
なにかの商品をそのまま仕入れて、
そのまま販売する物品販売を行った場合の売上は、
他の業種同様「売上高」として表示されます。
他の科目についてもそれは同様のことです。
これらはあくまで決算書上のことで、
実際の現場ではわざわざ「完成工事高が~」とか
「未成工事支出金が~」などと言いません。
普通に「売上が~」とか「仕掛(現場)が~」と言われています。
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